間違いだらけの野球英語を正す!
ここでは和製英語をデリートしつつ、正しい野球英語を示して見ましょう。
●球場・試合・ルール
【スタジアム】
野球場はスタジアムstadiumよりball
parkと言う方が多い
【ナイター】
night game
【ドロー・ゲーム】
引き分けa drawn game
【ベース】
base、このほかにもbag、cushion、sackと呼ぶ
【表】、【裏】
表はtop、裏はbottom、回は日本語と同じinning
【ボール・カウント】
単にcountと言う。ただし、ボールを先にストライクを後に数える。例:ツー・ツー=2
balls and 2 strikes
【フォア・ボール】
完全なトンデモ英語。英語は単にwalk(歩き)。
【三振】
Kで表わす。「三振する」はstrike out
【フル・ベース】
full house
【クリーン・アップ】
確かにcleanupはあるが、3,4,5番ではなく、4番打者のみに使う。cleanup
hitterが4番打者。
【盗塁】
steal a base
【ヘッド・スライディング】
headfirst slide
【ランニング・ホームラン】
ウソ英語。inside-the-park home run
【ウエイティング・サークル】
on-deck batter's circle
【オープン戦】
exhibition game
【キャッチ・ボール】
こんな言い方は死刑もの。play
catchが正解。キャッチ・ボールをしようよ→Let's play
catch.
【野手】
野手はfielder。内野手はinfielder。外野手はoutfielderで、1塁手、2塁手、3塁手はfirst(second,
third) basemanと言う。
●投手と球種
【スピードとコントロール】
いい投手の条件だが、いまはこう言わない。velocity and
locaionと言う。
【ピッチング・カウント】
pitch count(球数)
【いい肩】
アメリカでは「いい腕」have an armと言う。
【ノーコン】
ノー・コントロールの略でしかも完璧ウソ英語。コントロールが悪いことは、bad
control。抜群のコントロールはpinpoint control。
【リリーフ投手】
reliever/closer/stopper。先発はstarting
pitcher/starterで、中継ぎはmiddle reliever、抑えはclosing
reliever/closerと呼ぶ。火消し役はズバリfiremanと呼ばれる。
【イン・コース】、【アウト・コース】
どちらも和製英語。Inside, outsideと言う。
【オーバー・スロー】
英語のoverthrowは暴投のこと。overhand
pitch 同じようにunderhand pitch。
【デッド・ボール】
サイテーの死刑インチキ英語(あるいは傑作か?)。正しくはhit
by the pitch
【コーナー・ワーク】
こんな英語はナシ。誰がつくったのか?
【スピード・ボール】
英語のspeed
ballは、なんと一種の麻薬のことで、野球とは無関係。fastballと言う。
【ストレート】
直球のことをストレートstraightとは言わない。これもfast
ballで、これに対して変化球はchange-ups(チェンジアップ)と呼ばれる。これが、球種の2つの大きな分け方で、chenge-upsの中に、curve(カーブ)、shoot(シュート)、reverse
curve(スクリューボール)、fork(フォーク)、slider(スライダー)、knuckle
ball(ナックル・ボール)がある。
【ナチュラル・カーブ】、【ナチュラル・シュート】
こんな言い方はない。
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