よくありがちな「ああ勘違い」 |
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小学生から英会話学校に通っていた日本人をボクは何人か知っていますが、彼らは必ずしも英語が話せません。ハワイに7年以上暮らしているツアコンtour conductorのおばさんがいるのですが、彼女の家の留守電はいまだに日本語オンリーJapanese onlyです。彼女はワイキキの街を歩いていて、ガイジンを見ると逃げ出します。自分がガイジンのくせにです。これ、本当の話です。 また、ロスアンゼルスに在住する留学ギャルはあまり英語が話せないコが多いんです。日本人が多く住んでいる都市には、たいがい日本人キャバクラがあるんですね。そこで働いているわけです。よく、娘の留学についてお父さん方から真剣に相談をうけることがあるんですが、何百万というお金をつぎ込むお父さんたちがカワイそうでなりません。 ホームシックと称して、これまた英語ができなくてあまり女の子に人気のない日本人ボーイとつき合う。さらに深夜キャバクラで働いて、けっこう稼げるから、学校はサボりまくる。英語ができなくても、考え方としては将来、現地でダーリンをみつけてグリーンカードをとりたいんだーてな感じだったりするわけです。 つまり、アメリカに行けば自然と英語が身につく。英語会話学校に行けば、英会話ができるようになる、というのは、悲しき勘違いなのです。 ですから、英語を小学校から教えるようになったのだから、これからの子供はバイリンガルになるだろうというのも、最悪の勘違いであります。 ボクの知り合いで小学校1年生から某大手英会話学校へ高校まで通っていたにもかかわらず、ほとんど英語を話せない人がいます。ましてや、教職員の雇用を維持するために英語圏人を雇わずに、日本で純粋培養された英語教職員を採用している限り、日本の学校教育で英語を身につけるのは至難の業であります。 そんなわけで、ここでは日本人が英語を話すためのボクなりの見解をまとめておきましょう。
●いくら単語を覚えても、文法をやっても、笑えなきゃだめ!ジョークスピリットがなぜ、必要か?日本語に訳してもなおそれが笑えたとき、英語のスピリットが身につく。 ●使わない英語をやっても、使わないからムダ。まず、国内において使うもの、それから海外旅行やビジネスで使うものから始める。 ●英文解釈はやめて、英作文だけをやれ! なにか、適当なテキストを見つけて、さあ! ●ガイジンコップレックスを捨てる。 ●留学の落とし穴にはまるな! 具体的な例として、母子留学の勧めは? ●日本の教科書を捨て、アメリカの小学校の教科書を取り寄せよう! |
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・「コンニチワ赤ちゃん」の法則
ケビンのトンデモ英語デリート辞典 |
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