【レポート】 |
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【レポート】 |
もちろん、レポートreportは立派な英語であります。しかし日本語となったレポートは、どんどん拡大解釈され、日本国憲法the Japanese Constitutionもマッサオと言っていいでしょう。 すなわち、日本の学生が「レポート」と称しているものは、ほとんどがエッセイかペーパーだからです。 では、レポートとは何か? それは、調査、研究などの「報告書」であり、メディアの「報道」のことです。学生が授業の課題assignmentとして要求される小論文は、paper(ペイパアと発音。ペーパーではない)なのです。 また与えられたトピックtopic(案件、テーマ)について書く小論文がエッセイessayです。Paperよりも軽いものと考えたほうがいいのですが、このessayについても、日本語には大誤解があります。 |
それは、これを「随筆」と訳し、「まあ、思いつくままに好きなことを随意に書くもの」と思われていることです。 ちなみに、エッセイの宿題をそのような考えで、たとえば「戦争」なんてテーマで、最後に「私は戦争を2度と繰り返すべきではないと思います」と書いたとしたら、確実に落第点a failing markでしょう。これを「日本での花マル、世界ではボツの法則」と呼んでいます。 Essayもpaperも、仮説hypothesisを立て、きちんとした事実fact、topicに基づき、論理的に思考reasoningをし、最後に結論solutionを書かねばなりません。
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