【ゼミ】 |
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【ゼミ】 |
日本の学生は、授業classのことを「ゼミ」と呼びますが、何を隠そう、これはドイツ語のzeminarの略です。 英語では"z"が"s"になってseminarであります。 ならば略して「セミ」かといえば、もちろん、あるわけナシ。 ともあれ、日本人の頭の中では、ゼミに限らず、「お勉強」に関するボキャブラリーがウニ状態になっています。 そこで、ここでは、そいつらをまとめて解説してしまいます。 |
■lecture(講義)とclass(授業)の違い■ lectureは、ある分野の専門家の講義のことで、ほとんどその人の話を聞くために開かれるものです。つまり、大学のほとんどの授業はレクチャーではなく、classです。classでは討論debateと質疑応答questions & answers、テストquizがあります。 ところで、日本の大学の授業は、ホントにclassか? <lean(習う)、study(学ぶ)、take lessons(習う)> まず、leanとstudyの違いですが、leanは「習う」でもその行為が完了、つまり「習得」したことを現します。 ・I leaned how to
drive.(私は車の運転の仕方を習った) studyは、未だ完全に習得していない状態なので、たいてい進行形で、「いま勉強していること」を伝えます。 ・I'm studying English.(私は英語を勉強しています) なので、これをI'm leaning English.と言ってはいけません。さらに、I'm leaning piano.なんて言うにいたっては、原爆投下もやむお得ません。正しくは、 ・I'm taking piano lesson.(私はピアノを習っています) ただし、lessonは主にpianoやtennisなど音楽、スポーツなどを習うことで、強化を習うことには使いません。 absent(欠席)とpresent(出席) 欠席と出席の言い方で、日本人は間違い表現を乱発します。 たとえば、「欠席した」と言いたいとき、I was absent from that class.とか、I absented today's class.などとやってしまいます。「出席」も同様で、I presented a class.などとやります。いずれも禁固5年です。だいたい、absentは他人のことを言い、出欠を取るとき、"He's absent."と同級生が応える場面で出てきます。 では、答えを――。 ・× I was absent from that class. ○ I didn't go to that class. ・× I presented a class. ○ I went to a class. なんのことはない。go(行く)だけですべて表現できるのです。
・日常生活のトンデモ英語 |
ケビンのトンデモ英語デリート辞典 |
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