ガイジンが日本語を話す時代 |
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ガイジンが日本語を話す時代 ここで、Question! 空前の英語ブームはなにゆえ、いまますます過熱しているのか? 「ブームだなんて、日本人は昔から英語にコンプレックスを持っていて、なにもいまに始まったことじゃないよ」と言う人がおります。 「ゆとり教育が施行されて、英語教育にも関心が注がれているだけだよ」というご意見もあります。 たしかに大学・高校受験では昔から英語のウェイトが非常に大きく、その得点率は合否の明暗を分かつ分水嶺となり、英会話学校の盛況ぶりはなにもいまに始まったものでもありません。では、なぜ、日本人はあらためて英語や英会話に関心を示すようになったのでしょうか? 答えは簡単であります。 それは、ガイジンが日本語を話すようになったからなんです。 いま、ガイジンらしき人が向こうから歩いてきます。なにやら、こちらにモノをたずねてくる様子。日本人にとっては緊張の一瞬。 「ど、どうしよう! 英語わかんねぇ。ハマグリになるか?」 緊張が極致に達した瞬間、ガイジンがひと言。 「すみませーん! 新宿駅どういけばいいんですかー?」 と、流暢なfluently日本語でたずねてくる。 緊張のせいからか、プライドのためか、相手が日本語で話しかけているにもかかわらず、知っている限りの英単語を並べ出す人もいますね。 でも、次の瞬間、自分の話している英語よりも相手の話す日本語の方がはるかに上手いことに気づかされます。さらに、自分が半ば強制的に3年間、ほぼ6年間の長きにわたり、英語を学ばされ、テストに悩まされ続けてきたことを思い起こします。 テレビをつければガイジンたちがバラエティー番組で流暢な日本語で笑いをとっています。なかには自分よりも難しい日本語を操り、学生やギャルの日本語になっていないと説教しています。このとき、日本人はなにを思うのでしょうか? 日本人の英語力はアジアで北朝鮮についで最下位。先進国G7で、ダントツの最下位。日本にいる中国人や韓国人は流暢に日本語を操り、かつ同時に英語もこなします。日本人はフランス人のようにプライドでわざと英語を話さないわけじゃない。意固地になっているわけじゃない。 そのことは<モー娘。>の歌詞カードを見ても、ヒップホップ系兄ちゃんが着用しているTシャツ文字を見ても、はたまた英会話学校の盛況ぶりを見るだけでも明らかです。「好きこそものの上手なれ」ではなかったのですか?
・日本語の呪縛から脱出せよ! ・どうしたら英語ができるようになりますか? |
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ケビンのトンデモ英語デリート辞典 |
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