平仮名、片仮名の誕生で2重言語化 |
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平仮名、片仮名の誕生で2重言語化 万葉仮名を略字(草書体)で書くようになったとき、平仮名と片仮名が生まれてきます。 平仮名は速記術から生まれてきました。 書記官たちがメモ書きをする際に使っていた略字が、漢字を使うことのなかった女性たちの目に止まり、「おんな手」と言われるようになるまで女性間で流行し、後の絢爛(けんらん)豪華(ごうか)な平安文学へと連なっていきます。これが平仮名です。 女性といっても、もちろん上流階級upper classの女性たちです。 一般庶民はやはり文字を持っていませんでした。 僧侶たちが中国の難しい経典を判読する際、やはり万葉仮名を略してルビやメモを添えていました。 それが江戸中期の新井白石あたりから西洋語表記に活用されるようになり、明治維新&脱亜入欧でさらにそれが加速し、戦後の高度経済成長はカタカナ・ボキャブラリーの高度成長期でもありました。 倭語が中国語文字を吸収し、ボキャブラリーを増やしていった姿が万葉仮名。 でも、じつはここに日本人の語学下手DNAが潜んでいたのです。
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